交通事故後への治療の大切さ
当院では、交通事故後の自賠責保険を使った交通事故治療を行っております。
交通事故後起こりやすい症状として、
・むち打ち症状(頭痛、イライラ、しびれなども含む)
・首の痛み、肩の痛み、腰の痛み、腕の痛み
・打撲
のように様々な障害が起こります。
交通事故後の障害は一般的に起きる、腰痛などと比べて、かなりの衝撃によって引き起こされるものであるので、筋肉の損傷が大きく、骨や関節へのダメージも大きいことが多いです。
しかしながら、交通事故を起こした直後では気が動転していたりすることで痛みをあまり感じないということが多く言われており、その後時間がたつにつれて徐々に痛みが出てくるということがあります。
ですので必ず医療機関への受診をし交通事故治療を行いましょう。
≪交通事故治療の大まかな流れ≫
1、事故直後は、筋肉の損傷や関節の炎症・腫れ(首や背中腰などにはたくさんの関節があります。)を早期にひかせるように治療を行います。
交通事故後、治療が遅くなってしまうと、腫れが広がり治癒に時間がかかってしまったり、症状が強くなってしまうことがあります。鍼灸や電気・物理療法を用いて早期に治療を開始します。まだ積極的に体自体は動かさないようにする必要があります。
2、損傷がある程度落着き炎症がおさまってきたところで、今度は関節の動きを作る施術を行います。
損傷が起きていた関節まわりの筋肉はこわばり関節の動きを阻害してしまいます。損傷がある際には関節を守る働きをしてくれていた筋肉が今度は関節の動きの妨げになってしまうので、それらを改善させます。
この時期にはある程度痛みが落ち着いてくるので、治療をやめてしまわれる方がいますが、ここでしっかり改善させることをしておかなければ、交通事故の後遺症として様々な症状が現れてきてしまうことがあります。
3、関節の動きが十分になれば、症状に合わせて調整をいていきます。
交通事故でどこを損傷したか、治療の過程で残っている痛みや違和感、それらを治療して完治に向かわせます。