肩こりとは
首の痛みや不快感、肩の張り感、痛み、頭痛などつらいですよね。
そもそも肩こりとはどういうものをいうのでしょう?
肩こりとは単純に首や肩周囲の筋肉が固くなった状態のことを指す言葉と思っている方が多いのではないでしょうか?
本来肩こりとは、頭痛 首や肩周囲に感じる不快感、痛みや重さを指す広い言葉であって筋肉が固いというのは肩こりという病態の大多数の方に起きているあくまで症状の一つです。
首や肩の筋肉が固まっていなくても首や肩に不快感が起きている方がいて、これも肩こりであり、解消させるべき対象です。
ではなぜ首や肩周辺に不快感、痛みや重さが出現するのか?
これにはいくつかの原因があります。
1、まず最も多い原因は筋肉が固まってしまうから!
筋肉が固まってしまうということはその中を通っている血管や神経を圧迫してしまうことで、不快感、痛みや重さを感じさせます。そして時にはそれらを損傷させてしまいます。
腕がしびれてきたり、手が冷たくなってしまうのは筋肉が固くなるというのも原因の一つになっています。
しかしながらなぜ固まるのか?という原因を突き止めなくてはその場限りの改善しか見られません。
姿勢なのか筋力低下なのか、意外と自己判断でのセルフケアで悪化させてしまっている方も少なくありません。
2、腫瘍や内臓疾患による関連痛や放散痛からきているものも!
なにかしらの病気がありその二次的に起きている肩こりでありこれらは放置すると危険な肩こりです。
いくつか例を挙げてみます!
・呼吸器の病気では肺がんや肺膜炎、肺の腫瘍、肺の肋膜癒着があります。
・心臓・循環器の病気では狭心症、心筋梗塞などがあります。特に狭心症や心筋梗塞では左肩への放散痛が特徴的です。
・内臓の病気では胆石症、肝炎、膵臓疾患、腎臓病などがあります。全身的な疾患として糖尿病、高血圧、低血圧があります。
これらを見逃してしまうと大変なことになってしまう危険があるので肩こりを治療される場合の病院、治療院はしっかりと選びましょう!
3、交通事故などの外傷による組織の損傷や関節の炎症によるもの!
明確な整形外科的疾患があるものでその二次的なものとして肩こりが存在するというものです。
整形外科的疾患とはヘルニアや狭窄症、骨の変形等、画像的診断で発見できるものを指します。
4、ストレスやうつ病、心の病気によって引き起こされるものも!
現代はストレス社会といわれるように様々なストレスが存在しています。
「心身一如」という言葉があり、これは心と体は一つという意味で、簡単に言うと心が病んでしまうと体も動かなくなり、逆に体が怪我をすれば気分も落ち込んでしまうということです。
精神的なダメージが肩こりにつながるのはこのためです。
★2に関しては専門の病院を受診していただく必要があります。これを見落とされないためにも治療院を選択する際には気を付けるべき点があります。
≪つらい肩こりをお持ちの方へ≫
当鍼灸院ではなぜ筋肉が固まってしまうのか?
や、どうすれば固まりにくくなるか、ケアの仕方など詳しいお話も治療しながらご説明させていただいています。
肩こりは治療やトレーニングを適切に行うことで、かなり改善を見込めます。また、頑固な肩こりは生活を見直す必要があるかもしれません。きづいていない生活の悪い癖も当鍼灸院よりアドバイスさせていただきます。
一度当院へ来院してみてください!