生理痛症例1
○女性 10代
生理が始まる前から下腹部に強い痛みがあり、ひどいときには朝起きても動けないほどの痛みが出ることがある。下腹部の痛みとともに腰の痛み、頭痛、イライラなどの症状もある。婦人科や腰が痛いので整形にも通ったこともあるが、なかなか良くならず、当鍼灸院へ来院。
当鍼灸院での治療(一部紹介)
身体の所見では、足の冷え、股関節周囲の筋の緊張が顕著だったので、まず筋の緊張緩和のため、股関節周囲の筋に対し鍼灸、物理療法を行った。
治療後腰回りが、スッキリ軽くなったとのこと。
その後、体の内部を整えるための鍼灸治療、下肢の冷えをとるためのアプローチを行った。
治療と並行して、生活習慣の見直し(何が良くて何が悪いかを学習してもらった)をして、体の治療をすることで体質の改善を図った。
定期的な通院をしてもらい(1/W~2/W)治療後、三回目の生理の際には、痛みはあるが生活に全く支障がなくなった。
現在も、月一回ほどでのケアを行っている。
月経前症候群(PMS)の原因や治療の研究は進められてはいるが、まだはっきりと確立されていないのが、現状です。その要因の一つに、環境、個人差などの影響が大きくなかなか一定の成果が得られにくいことがあげられます。当院では、そういった個人個人からお話を聞かせていただき、あなたにあった施術の提供を行っております。