野球肘症例1
○男性 20代
肘の違和感がある中、草野球試合で勝ち進み毎週ピッチャーとして出場していたが、違和感から肘の痛みに変わり、肘が完全に伸びない、曲げられない状態になってしまった。
当鍼灸院の施術(一部紹介)
体の可動域を検査してみると、胸部の緊張が強く胸が張れない、3rdポジションでの肩内旋が極端に制限されているなど、肘以外の問題を持っており、初期には肘の炎症を抑えるよう鍼灸治療・電気物理療法を行うとともに、それ以外の体の制限にもアプローチ。
体の可動域が改善してきた段階で、その可動域を生かした投球ができるようにフォームの調整とトレーニング開始。
肘の状態も、靭帯の圧痛腫れがなくなってくると、肘の伸展屈曲が行えるようになった。
現在も連投をすると痛みのぶり返しや肘の制限はあるものの、当院でのケアを行うことで、投球が満足に行えている。
野球肘のような投球障害では、もちろん障害部位の損傷が起こっての痛みなのですが、その他の体の部位の動き(肩、体幹、股関節など)から肘に負担をかけてしまっていることが多いです。
投球障害でお悩みの方は一度当院でフォームや体の状態をチェックしてみてはどうでしょうか?