シンスプリント症例3
○陸上部 高校生男子(1500m3000m)
左足に練習後ジンジンとした痛みから始まり、徐々に練習中も痛くなるようになった。我慢してやっていたが、一ヶ月後歩くだけでも痛みが出るように、医療機関を受診していたがなかなか痛みが引かず、来院
当鍼灸院の施術(一部紹介)
練習は休んでいられないとのことだったので、練習量を少し落としてということに納得してもらい鍼灸施術&物理療法
足の指が使えない(浮いてしまっている状態)
足のアーチ(横アーチ、縦アーチ)の低下
足の踏み込みができない(足首の固さ)
練習を継続ということだったので早期にインソールを靴に使用
炎症を抑えるよう鍼、物理療法をしながら、足の問題の改善
インソールを用いてから足の痛みの軽減が見られ、テスト週間の部活休み中に勉強を頑張ってもらいながら集中的に施術
現在、練習量の増加で痛みが出ることもあるが、痛みの度合いは10分の2ほど
継続的にケアを受けていもらっている。
足のアーチは縦(内、外)・横と3か所あります。よく聞くのは内側の縦アーチ(土踏まず)だと思います。もちろんシンスプリントの場合この縦アーチに問題があり、足首の動き(回内)が強くなることによって生じることが多いです。(逆パターンの回外が強くなるのもまれにあります)
しかし足のショック吸収には横アーチも重要で、このアーチがつぶれることにより、けりだしが悪くなったり、疲労がたまりやすくなったりします。このアーチを改善するためインソール(足底板)を入れることがあります。
これにより足が疲れにくくなった。膝の痛みがとれたなどのお声もいただいていおります。興味のある方は是非一度試してみませんか??